今日の出来事

私がプロとしてやり遂げられたら、障がい者スポーツに携わる多くの方々に夢を与えられる。障害を持っている子供たちに『車いすテニスプレーヤーになりたい』と夢を持ってもらえる。
国枝慎吾
(日本の元プロ車いすテニス選手)
今日は、3学期始業式が行われました。
始業式では、各学年の代表生徒が新年の決意を発表しました。
また、校長式辞では、今年の干支(えと)である「乙巳(きのとみ)」の意味を踏まえ、若い草木のように成長していくこと、ヘビのように脱皮し再生していくように、皆さんの努力が実を結ぶ勢いのある1年にしていけることを期待するお話がありました。
さらに、将棋の羽生善治さんと藤井聡太さんの対局で羽生さんが勝利したことと、1年前に発生した能登半島地震の被災地支援のチャリティイベントとして実施された車いすテニスのチャリティマッチで、約2年前に現役を引退している40歳の国枝慎吾さんが、昨年のパリパラリンピック金メダリストである18歳の小田凱人さんに勝利したことが紹介されました。
現役最強と目される二人に、ベテランの二人が勝ったことに驚いたこと、なぜ、勝つことができたのか、そこには、全盛期から変わらず、地道に積み重ねている努力が必ずあるのだろうと想像したこと、そして、自分が身を置く世界を愛し、対戦相手をリスペクトし合っているということが話されました。
生徒たちには、それぞれが関わっている様々な人をリスペクトし、互いに切磋琢磨し、学級・学年や部活動の向上に努め、その中で一人一人が成長してほしいという式辞がありました。
【1年代表生徒の様子】

■意見発表の概要
3学期に頑張りたいことは、勉強、授業中の呼び掛け、部活動の3つです。
勉強ではテストの点数向上、呼び掛けでは落ち着いた授業の雰囲気、部活動では新入生の手本となることを目指します。
【2年代表生徒の様子】

■意見発表の概要
今年は義務教育最後の年で進路を決める重要な年です。
バスケ部と勉強の両立を目指し、時間を有効に使うことを目標にしています。生徒会活動も成長の機会と捉え、これからも努力を続けます。
【3年代表生徒の様子】

■意見発表の概要
冬休みは6時間以上勉強しスマホを持ち込まない工夫を実践。50分勉強10分休憩の方法で効率を上げ、苦手科目を重点的に学習。自分に合った方法を見つけることが大切。3年生は卒業まで頑張りましょう。
【校長式辞の様子】

■校長式辞の概要
今年の干支は「乙巳(きのとみ)」で、生命力や再生を象徴するヘビと、柔軟に成長する草木を意味します。昨年12月には、羽生善治さんと藤井聡太さんの将棋対局が阪神甲子園球場で行われ、羽生さんが勝利しました。また、有明コロシアムでの「ドリームテニスARIAKE」では、国枝慎吾さんが小田凱人さんに勝利しました。これらの対戦から、努力とリスペクトの重要性が感じられます。3学期は次のステップに向けて、互いに切磋琢磨し成長することを期待します。