家庭科 金融経済講座
2024年11月25日 12時29分
今日の出来事

道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である
二宮尊徳
(農政家・思想家)
3年生の家庭科の授業で、金融や経済の仕組みについて学び、消費生活や金融トラブルの防止について考える「金融経済講座」を静岡銀行福田支店とタイアップして行いました。
この講座は、中学生の立場から、社会全体の金融の仕組みや経済全体がどのように自分たちの生活にかかわっているのかを理解することと、クレジットカードやローンなどの使用上の留意点、インターネットなどでのトラブル事例、悪徳商法や詐欺的商法の見分け方など、将来のトラブルに備えて対処方法や回避方法を、静岡銀行の講師の方から直接学ぶ機会にすることを目的として行いました。
主に、以下のような内容を学びました。
(1) 金融機関の種類や機能、クレジットとローンの違い、貯蓄と投資と融資など
・カードやキャッシュレス決済など、社会保障や公共サービス、景気や物価変動、為替など、経済全体の動きや働きがどのように自分たちの生活に関わっているのかを学びます。
(2) 消費生活・金融トラブル防止など
・消費者の権利や責任、売買契約の仕組みなど、消費者として身に付けておくべき基礎的な知識、クレジットカードやローンなどの使用上の留意点、インターネットなどでのトラブル事例、悪徳商法や詐欺的商法の見分け方など、将来のトラブルに備えて対処方法や回避方法なども対象です。
成人年齢が18歳となり、中学3年生の皆さんも後3年くらいしたら、クレジットカードなど様々な契約も可能になるということが話されました。親族間や友人間であっても、クレジットカードの名義を貸したり、誰かの代わりにお金を借りたりすることがないようにすることの注意もありました。
その他にも世の中で実際に起きている、SNSを通じた犯罪や詐欺など、様々なトラブルにも触れながら、そのようなトラブルの被害を防止するためには、しっかりとした金融知識を身に付け、家族など周囲の人と相談しながら対応していくことが重要であるとお話がありました。
地域の金融機関と協力して学ぶことで、生徒たちは最新の情報を基にした、金融や経済のポイントについて学ぶことができました。この講座は残り3回予定されています。
静岡銀行福田支店の皆様、お忙しい中にもかかわらず、貴重な機会をいただきありがとうございました。