フクちゃん日記

読書週間

2020年2月17日 12時30分


 今週は図書委員長が主催する「読書週間」です。今日は図書委員長から本人のおすすめの本が全校に紹介されました。
 明日からも、他の図書委員から「お気に入りの本」が紹介されます。「本に親しむ」という機会を増やすことにつながればいいなと思います。



 
 僕が紹介する本は、香月日輪(こうづきひのわ)さん作の『大江戸妖怪かわら版』です。『大江戸妖怪かわら版』は、あの世でもこの世でもない魔都・大江戸が舞台になっています。大江戸の空には、龍、大蝙蝠(おおこうもり)が飛び交い、町内には、怪しい妖怪の数々が住んでいます。主人公の雀(すずめ)は大江戸に住むたった1人の人間です。雀はかわら版屋で働いていて、今でいう新聞記者のような仕事をしています。かわら版屋で働いている仲間も全員愉快で、読んでいてもとても面白いです。また『大江戸妖怪かわら版』には、料理が多く登場します。読んでいて「おいしそう」や「食べてみたい」と思ってしまう表現が多いです。この本はマンガ化もされていて、小説を読むのが苦手な人でもマンガを読むことができます。全6巻で完結していてどの巻から読み始めても面白いですが、1巻の『異世界から落ち来る者あり』から読み始めることがオススメです。
 ぜひ、『大江戸妖怪かわら版』を読んでみてください。