Message~お知らせ~
磐田地区校長会では、近年の気候変動や社会の変化に鑑み、昨年度「磐田地区制服のあり方検討委員会」を設置し、市立中学校制服の現状や今後の制服に望まれること等を1年間にわたって協議・検討してまいりました。昨年度末には、その結果をまとめた「報告書」を磐田地区小中学校のホームページに掲載したところです。その報告を受けて今年度は、学識経験者、保護者代表、教職員代表を委員として「磐田地区制服選定委員会」を立ち上げ、令和8年度磐田地区中学校新制服導入に向けた話合いを具体的に進めていくことになりました。
さて、磐田地区制服選定委員会から、「第3回制服選定委員会だより」が届きましたので、以下の文書を御確認ください。保護者の皆様には、コドモンでも配信しています。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、磐田地区中学校新制服に関する御意見や御質問等については、メールアドレス「seifuku@city-iwata.ed.jp」へ直接お願いいたします。
■061106 第3回制服選定委員会だより.pdf
■060807 第2回制服選定委員会だより.pdf
■060702 第1回制服選定委員会だより.pdf
■050222 制服あり方検討委員会報告書.pdf
Headlines~新着情報~
News~フクちゃん日記~
家庭科 金融経済教育
2024年11月25日 12時29分道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である
二宮尊徳
(農政家・思想家)
3年生の家庭科の授業で、金融や経済の仕組みについて学び、消費生活や金融トラブルの防止について考える「金融経済講座」を静岡銀行福田支店とタイアップして行いました。
この講座は、中学生の立場から、社会全体の金融の仕組みや経済全体がどのように自分たちの生活にかかわっているのかを理解することと、クレジットカードやローンなどの使用上の留意点、インターネットなどでのトラブル事例、悪徳商法や詐欺的商法の見分け方など、将来のトラブルに備えて対処方法や回避方法を、静岡銀行の職員から直接学ぶ機会にすることを目的として行いました。
主に、以下のような内容を学びました。
(1) 金融機関の種類や機能、クレジットとローンの違い、貯蓄と投資と融資など
・カードやキャッシュレス決済など、社会保障や公共サービス、景気や物価変動、為替など、経済全体の動きや働きがどのように自分たちの生活に関わっているのかを学びます。
(2) 消費生活・金融トラブル防止など
・消費者の権利や責任、売買契約の仕組みなど、消費者として身に付けておくべき基礎的な知識、クレジットカードやローンなどの使用上の留意点、インターネットなどでのトラブル事例、悪徳商法や詐欺的商法の見分け方など、将来のトラブルに備えて対処方法や回避方法なども対象です。
成人年齢が18歳となり、中学3年生の皆さんも後3年くらいしたら、クレジットカードなど様々な契約も可能になるということが話されました。親族間や友人間であっても、クレジットカードの名義を貸したり、誰かの代わりにお金を借りたりすることがないようにすることの注意もありました。
その他にも世の中で実際に起きている、SNSを通じた犯罪や詐欺など、様々なトラブルにも触れながら、そのようなトラブルの被害を防止するためには、しっかりとした金融知識を身に付け、家族など周囲の人と相談しながら対応していくことが重要であるとお話がありました。
地域の金融機関と協力して学ぶことで、生徒たちは最新の情報を基にした、金融や経済のポイントについて学ぶことができました。この講座は残り3回予定されています。
静岡銀行福田支店の皆様、お忙しい中にもかかわらず、貴重な機会をいただきありがとうございました。
新制服検討ユニット「ハッピーライフ」
2024年11月19日 13時41分人はその制服どおりの人間になる。
ナポレオン・ボナパルト
(フランスの軍人・政治家)
今日は、磐田地区中学校の新しい制服の候補を選ぶことを目的として、生徒会本部や専門委員長、中央委員の皆さんなど、福田中の代表生徒の皆さん24名に制服検討ユニット「ハッピーライフ」のメンバーとして集まってもらいました。
制服検討委員長で静岡産業大学の浅羽様や、磐田市教育委員会の富永先生にもお越しいただき、これまでの経緯やアンケート結果、今後の予定について説明をしていただきました。
その後、マスターメーカーの担当者の方から制服候補の色や形について説明を聞いた後に、試着をしたり制服について質問したりしました。
最後に、代表生徒の皆さんがそれぞれ投票して、福田中としての意見を整理しました。
今後、磐田市内の各中学校でも、磐田市の制服として望ましい制服について意見をまとめて、改めてサンプルから候補をいくつかに絞り、アンケート調査で選定を進めていく予定です。
参加した皆さんからは次のような意見が出されました。
・今後の自分たちの学校についていい話し合いができたと思うし、制服への関心がより高まったと思う。
・新たな制服を検討する貴重な機会に参加させていただいてありがたいと感じた。
・令和8年度からの制服だけど、自分がこれだったらいいなというパターンが見つかってよかったです。みんなの意見も聞いたり、自分の意見を言うことでわかり合える部分がありました。
・学校生活の中だけではなく、外に出ても使うので、その場に応じた色を選ぶことがすごく難しかったです。
・夏服になったときなど想像することが楽しかったし、ネクタイやリボンをつけたいなど実際には着られないけど、普段は注目しないところにも注目して新しい発見をすることができた。
・自分たちが卒業した後に変わるこの制服を着ることが出来ないけれど、着て登校してみたいと思いました。今回は色を中心で見ていたけど、伸びる素材の制服のほうが自転車も漕ぎやすいと思うのでいいなと思いました。
・制服って、色合いなどを考えると、同じようなデザインになってしまうのだと思った。
・制服に対して真剣に考えたことがなかったので、とても難しかったです。
・私たちは着ないけど、いろんな制服を見て組み合わせを考えたりすることができて楽しかったし、この制服を着る人たちのことを考えるとワクワクしました。
・これから今の小学生が中学生になって毎日のように着るものを選ぶことができて新鮮だった。
・自分たちで制服の色や形を考えられて、これからの世代の制服に興味を持つことができてよかったです。制服で学校の印象が変わることを知り、責任を持って選ぶことができてよかったです。
・着ていく場面などを考えたり実際に着てみたりして磐田市にふさわしい制服を考えることができてよかった。制服の選定に関わって、私たちが何気なく着ている制服もたくさんの人たちが長い時間考えてくれたものだということを改めて感じ、理解することができてよかった。
・新しくなる制服を実際に来てみたことで、制服を選ぶときの視野が広がったような気がしてよかったです。
・自分では見たことのない組み合わせや、色を色々見ることができ服について学習できた。また、色や形、生地の触りごごちなどいろいろな視点から見ることで服についての視野が広がった。
・社会に出ていく上でネクタイは必需品だと考えるので学生服にもネクタイをつけたほうが将来の服をイメージしやすくなると思うので追加したほうが良いと思った。磐田市をイメージしたデザインでも良いと思った。
・実際に試着をしたり、想像したりしていろいろな意見を聞きながら話し合うことができ、とても良かったです。また、制服に対して興味を持ち、しっかりと考えるいい機会になりました。みんな真剣に考えていてとても有意義な時間になりました。
・多くの人に似合う制服はどういうものなのか考えるのが難しかったです。自分のような者が今後のことを決める話し合いに参加できたのがとても誇りです。
・色々なパターンを自分たちで考えるのが新鮮だった。スカートの形がはこ型だと、体型が出やすいと感じた。福田中は自転車登校が9割と多いので、動きやすい素材にしてほしい。
(なお、今後の選考に影響する可能性がある、色やデザイン等の具体に関する意見は、カットしてあります。)
さすが代表生徒の皆さんです。
振り返りの記述も充実した前向きな内容で大変感心しました。
どんな制服が磐田市の中学校の共通制服となるのか、今から楽しみです。
福祉ユニット「ふくでふれあいスターズ」
2024年11月12日 09時55分他者を幸福にすることが、一番確実な幸福である。
アンリ・フレデリック・アミエル
(スイスの哲学者、詩人)
11月10日(日)に、福田中央交流センターで行われた「ふくでふれあいまつり」に、福田中のボランティアユニット「ふくでふれあいスターズ」の皆さんが参加して活動しました。
およそ40名くらいの生徒たちが、様々な物品の販売やイベントの運営、輪投げやミニSLなどの体験活動を担当して取り組みました。地域の子供たちや家族連れ、高齢者や障がい者など、多くの人たちが楽しく参加できるよう、工夫をして活動しました。
こういった地域の活動に、積極的に参加するのは福田中の伝統です。
また、先週末には、豊浜の海岸清掃にも10名くらいの生徒が、海岸清掃ユニット「オーシャンズ」を組織して、自主的に参加してくれたと、地域からお礼の電話がありました。
本当に誇らしい生徒たちです。
かしわ祭
2024年11月1日 15時21分勇気を失うな
くちびるに歌を持て
心に太陽を持て
ツェーザル・フライシュレン
(ドイツの詩人)(山本有三訳)
今日は、かしわ祭(本校の合唱コンクール)が行われました。
学級づくり、学校の文化づくりを目的として、合唱コンクールを行っています。
結果となる最優秀賞は目標とはなっても、目的ではありません。
大切なのは「他のクラスより良いかどうか」ではなく、「私たちのクラスの合唱はどうか」「この歌をこう表現するんだ」と願いや思いをもってみんなで取り組めたら、それでよいのです。
合唱コンクールが終わって下校する生徒たちが、口々に合唱曲を歌っている様子を見て、ほほえましく感じました。クラスの仲間たちと作り上げた絆を大切にして、これからの学級づくりに生かしてほしいです。
また、全校で歌った校歌は、大変素晴らしく、迫力がありました。
昔ほどの人数はいませんが、今も素晴らしい歌声で校歌を歌う伝統は引き継がれています。
本日のかしわ祭の審査員として、合唱指導で有名な古山彰先生をお招きしましたが、「いい声で歌うこと」「意識して息を吸うこと」そして「歌うとは何かを訴えかけること」「言葉を大切にして聴いている人に訴えてほしい」というアドバイスをいただきました。
3年生は卒業式に向けて、1・2年生は来年度のかしわ祭に向けて、さらに学校文化を高めていきましょう。
保護者の皆様も、多くの参観をしていただき、ありがとうございました。
かしわ祭 会場準備
2024年10月31日 16時04分音楽はいつの時代にも、魂の言葉であった。
エトヴィン・フィッシャー
(スイスのピアニスト)
明日に迫ったかしわ祭の会場準備を行いました。どの生徒も自分の役割を果たそうと誠実に行動していました。会場準備だけでなく、曲紹介者や指揮者や伴走者など、最終リハーサルも行っていました。
どんな「魂の合唱」が聞けるか、明日の本番がとても楽しみです。